2016年11月28日

2016年は"資格イヤー"

帰国してそろそろ5ヶ月が経とうとしている今日この頃ですが、2016年はとにかく資格を取りまくった1年でした。
6月に観光英語検定2級、9月にファイナンシャルプランナー3級、そして今月(11月)、日商簿記の2,3級を併願受験し、全て合格することができました。

来年は1月にファイナンシャルプランナー2級、そして夏には社会保険労務士の資格取得を目指しています。




思えば、4月一杯で仕事を辞め、有休消化期間中の16日に単身オーストラリアへ。

当時は外国で生活することへのわくわく感というよりも、激務からの解放感の方が強かったのを覚えています。


オーストラリアで生活してみて、人生はこんなにも自由なんだと再確認できたのは、自分にとって非常に大きなものでした。


学生時代は、将来は会社経営や人事総務に携わってみたいと考えつつも、実際にどんなスキルや知識が必要かをあまり調べてこず、結果的に学生時代にアルバイトをしていた企業に正社員として入社しました。


社会人1年目(2014年度)は、新人ということもあったためか、これが社会人か〜、とわかったような気になっていた部分が少なからずありました。
社員とは言っても上には役職のついている上司がいるので、おんぶに抱っこ状態で仕事ができていたかもしれません。


2年目(2015年度)に、出向という思わぬ形で、岩手県での一人暮らしがスタート。
去年はたまたま暖冬で、雪がほとんど降らなかったので良かったですが、今年入ってたらやばかったですね。

出向なので、当然周りは知らない人だらけ。
社会人の厳しさを痛烈に学ぶことになりました。

夏季の心理状態はもうボロボロでしたが、それでも少しずつ周りに慣れ、冬を迎える頃には精神的に大きくなれたと思います。



ただ、このまま同じ仕事をしても展望が見えなかったので、思い切って別の仕事をしてみようと思っていました。
社会人生活で身につけたことといえば、絶対に折れない精神力くらいですが、それだけでは社会の荒波に立ち向かっていくことはできません。

でも何がしたいかもよくわからない(考える時間もないくらい仕事が忙しかった)ので、一度日本を離れて、これからについてじっくり考えてみることにしました。


そうして出会ったのが、オーストラリアへのワーキングホリデーでした。

ワーキングホリデー期間中は毎日ブログを更新していました。
留学とはまた違った形で海外で生活する、という経験を少しでも記録にしておきたい、という思いから、その日気づいたこと、感じたことを書き綴ることにしていました。


オーストラリアで生活する中で、一番学んだのは、スタートには早いも遅いもない、ということです。


客観的にみて、日本は現在も労使側共に新卒至上主義のようなものがああります。

結果的にこれが年功序列・終身雇用を生み出していたわけなので、日本からすれば今までのスタンダードだったのかもしれません。


海外に出てみれば、労働の自由度は日本に比べかなり高いです。

それが最も顕著に表れているのが「時給」です。


オーストラリアのお店では、日本のお店のおよそ2倍の賃金が支払われています。
それだけ労働者側にも仕事を選ぶ権利が実体的に保障されており、生活満足度の平均も高いと思います。


お金と幸せって、繋がっているんだなあ、とつくづく思いました。
高時給によって最低生活水準が上がっている素晴らしい国だと思いました。


日本も見習っていかなくてはいけないところだな、と思います。


日本人は元々真面目な民族なので、ずる賢い人にはめっぽう弱く、労使関係を取っても、どうしても使用者が実質的に労働者よりも上の立場になることが多いと思います。


それをなんとか対等にしようとしているのが、労働基準監督署だったりするわけですね。



今年は自分にとって転機となる、とても重要な年となりました。

今まで自分の中でタブーだった「お金」に対して、ファイナンシャルプランナーや日商簿記の試験を通してある程度の知識をつける時間を作ることができたのは、自分にとって財産です。


これからやりたいことがたくさんあります。

アカペラも続けたいし、King of Tiny Roomとしての活動も軌道に乗せていきたい。
お金に纏わるデリケートな問題にもちゃんと対処できる人にもなっていきたい。

それは今までも同じです。

今までは目標は持つけれど前に進んでこなかった。


これからは前に進もうと思います。




追記:11月26日に、大学時代に所属していたアカペラサークルの創立10年記念イベントがありました。そこで自分は記念動画の制作(録音)を担当させていただきました。動画がアップされているので、ぜひご覧ください。






来年も自分らしく頑張ります!!
posted by Ryu Saito at 11:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

「年金」に未来はあるのか

2016/11/16に、

というニュースが出ました。

詳しくはニュースを読んでいただければわかると思いますので、この記事ではその内容について個人的な意見を書いていきたいと思います。


現在の若者世代は、ただでさえ年金が現在の額もらえるのか不安視されています。
その中で、きちんとした財源も証明されていないまま、本法案は全会一致で可決されました。

この法律の成立によって、来年10月から新たに約64万人が年金受給可能になるそうです。

政府としては、セーフティーネットの拡充の一環として本法律を成立させたと思うんですが、問題は財源です。


国の借金は膨らむ一方で、その負担は否応なしに現役世代にふりかかってきます。

現在は国民一人当たり約830~850万円の借金を背負っていることになりますが、少子高齢化も進んできているので、実質負担額は1,000万円を超えると思います。


平均年収は国税庁によると約414万円ということなので、これが全額給与所得と仮定すると、所得額(税引後収入)は約396万円となり、さらに社会保険料で約31万円引かれ、可処分所得は約365万円。

国民1人が1日1万円の可処分所得を稼いでいるとすると、現役世代全員が1,000日(約3年)無給で働いてやっと借金がチャラになります。


実際には生活費、各種保険料なども加算されるので、3年なんかじゃ到底返せません。



借金といっても債権者は日本人がほとんどなので大丈夫、とは言われています。
だけど国債が国の財政を圧迫しているのも事実だと思います。

じゃなきゃ国はこんなに国債を発行しまくりません。

それも特例と言われている赤字国債です。

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これは財務省が出している収支状況と国債残高の累増グラフです。
毎年歳出が歳入を大きく上回っているのが一目瞭然ですね。


この状態で、さらに年金受給資格者を増やそうとしているわけです。

もちろん、政府には政府なりの目論見があることもわかっていますが、国民にうまく説明がされていないのもまた事実です。

増え続ける生活保護費の縮小を狙っている、という見方もありますが、正直10~24年の年金支払いで、生活保護支給額に準じるような年金が支給されるとは思いません。


今はあまり関係がない人も、明日は我が身です。。。


今から、年金のこと、国の財政のこと、少しずつ考えていきませんか。
posted by Ryu Saito at 22:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

「残業」は誰の責任?

日本では残業が既に日常化していますが、そもそも残業は時間外労働なので、労務費を考えるととても非効率な時間です。

それに所定時間を超えて働くことは、ゴールの見えないマラソンのような状態になりがちなので、それを慮っても非効率だと思います。



自発的な残業(=結果として残業になってしまった)の場合は良悪つけ難いですが、そもそもの仕事量が多すぎたり、残業をしなければならない風土(雰囲気)だったりするような受動的な残業は100%無駄だと思います。


そしてその責任は上長にあります。

アルバイトが残業しなきゃいけないなら、上長である社員の責任。

社員が残業しなきゃいけないなら、上長である係長(主任)の責任。


というように、責任は芋づる式に上がっていきます。


最終的には経営者(社長や取締役)の責任です。


中には残業を喜んでいる従業員・社員もいます。
給料の手取り額が純粋に増えるためですが、そのお金は自分の時間を犠牲にしていることをどうしても忘れてしまいがちです。



去年の自分は残業だらけの生活でした。

あまりにも多い仕事量のために、残業をしすぎて身体的にも精神的にも疲労が溜まってしまい、身体に症状として現れてしまった時期がありました。


その時はその時なりに部下に仕事を割り振って、なるべく自分の残業が減るようにしていたのですが、仕事が無限にあったので、なかなか定時で上がることはできませんでした。



話は飛躍しますが、そもそも「残業」はなぜ恒常化してしまうのでしょうか。

最も怖いのは人間の「慣れ」だと思います。



例えば1日平均2時間残業をしている人は、2時間の残業が日常になっているケースが多いと思います。
定時が9-17だったとしたら、その人にとっての定時は9-19です。

1ヶ月続けば、約40時間の時間外労働が生み出されます。
これが恒常的に続けば、年間480時間分の残業代を人件費に加算しなくてはなりません。


これは経営者目線でいうと大きな痛手なはずなのですが、何を考えているのか、全く残業は減りません。



その原因になっているのが、昨今でも取り沙汰されている「サービス残業(サビ残)」、いわゆる"見えない残業"です。

今、「さびざん」と打って一発で「サビ残」が変換候補に出てきて、ゾッとしました。



サービス残業が世界的に存在するかどうかはわかりませんが、日本人特有のものだと思っています。


最も怖いのは、サービス残業をしている人たちに「無給で働いている」という自覚がなさすぎることだと思います。


マクロ視点で経済を考えれば、実際に働いている(生産活動をしている)にもかかわらず、GDP(国内総生産)には算出されない労働であり、これが蔓延化すればGDPはもはや意味のある指標ではなくなると思います。


サービス残業の強要は、本来上長の責任である残業を部下の責任として押し付ける、極めて卑劣な行為です。


しかしながら働く方も目の前の仕事に一生懸命になりすぎて、時間管理が疎かになることがしばしばあります。
時間管理が自分でしっかりできることに越したことはないですが、とても多い仕事量の前だと、時間管理をするための時間をも仕事に回してしまう場合が往々にしてあると思います。


個人的な考えですが、それで働いた気になっているような人に、本当の意味での出世の道はない気がします。
出世したとしても、「自分はこうやって頑張ってきた」と意味のない論理を押し付け、部下に同じことを強要するような上司になると思います。

同じような人がまた上司になれば、サビ残スパイラルの完成。


セーフティネットとして「労働基準監督署」があると思いますが、正直期待できないです。
ちゃんと機能してたら、サビ残なんて起きないと思います。


残業、もう一度自分なりに考えてみませんか。
posted by Ryu Saito at 19:06| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする